小学生の勉強時間
中学受験をしない小学生は、一日何時間くらい勉強させるのがよいのでしょうか?
いくつかのサイトをしらべてみました。
① 学年×10分
「働く小学生ママはぜひ試して!短時間で効果抜群な「秋田県式勉強法」」によると、小学生の学習時間の目安は「学年×10分」としています。
1年生なら10分、3年生で30分、6年生で1時間、たしかにリーズナブルな気がします。
② 平均67分
「ベネッセのLearning Park」によると、小学生の勉強時間は平均67分、そのうち宿題が39分とされています。
学年別の内訳は、
1年生:平均56分
2年生:平均56分
3年生:平均66分
4年生:平均71分
5年生:平均76分
6年生:平均76分
となっています。
塾を除く、家庭学習+学校の宿題を勉強時間とした、約6000人の小学生の調査結果だそうです。
③ 学年×10分は間違った常識
100ます計算で有名な蔭山英男さんは、子供を勉強嫌いにさせない家庭学習法という記事の中で、「家庭学習は子供の学年×10分は必要というのは間違った常識」と指摘されています。
学習は時間ではない、早く終わったら早く終わらせればよいということのようです。
確かにこれも一理あります。
④ 30分から2時間の間
学研の小学生白書Web版によると、最も多い勉強時間は30分から1時間未満、次に多いのが1時間から2時間ということで、全体としてみると30分から2時間程度を勉強に充てている子供が多いという調査結果が発表されています。
高学年になると学習塾に通う割合が増えるために、学習時間も長くなっていると分析されています。
いくつかのサイトを見ましたが、③の蔭山先生の話が一番参考になるなと思いました。
中学受験を除いて樺得れば、小学生で1日1時間勉強すれば、学校の勉強には十分についていけると思います。
また1時間以内で終わってしまえば、無理に1時間やることもないです。
我が家の小学生の子供にも、そう接してやろうと思います。